中国華星(00485) 中国株銘柄詳細

　実華発展（00485.HK）は4日、株式併合、減資、株主割当増資を含む一連の資本再編計画を発表した。株式10株を1株（額面1HKドル）とする株式併合を実施。さらに併合後の株式の額面を1HKドルから0.1HKドルに切り下げることを通じて、減資を実施する。これにより捻出する2億1904万2764HKドルを通じて、累積損失の削減を図る。

　このほか、併合・減資後の株式（額面0.1HKドル）1株につき2株の割合で、株主割当増資（ライツ・イシュー）を実施する計画。さらに割り当てた株式2株につき3株の新株を発行する株式分割（無償交付）も行う。日本人を含む海外株主は、規制があるため増資に応じることができない。割当価格は0.62HKドル。これにより諸費用を除いて約2億9279万HKドルを調達する見込みで、遼寧省瀋陽市の不動産開発会社の買収資金や運転資金などに充てるとしている。

　割当価格の0.62HKドルは2015年4月24日の終値1.68HKドル（株式併合後の理論価格）を63.10％下回る水準。予定スケジュールによると株式併合・減資の発効日は2015年6月4日で、同日から仮コードのみの取引が始まる。その間の6月5日に株主割当増資と株式分割（無償交付）の権利落ち日を迎え、6月18日～7月9日はパラレルトレードとなる見込み。なお、一連の資本再編を経ても、売買単位は現在の1万株のまま変わらない。

　今回の情報開示のため、同社株は2015年4月27日に売買停止となったが、2015年5月4日に取引を再開した。

【出所】香港証取サイト上の公告(2015/05/04)

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実華発展、資本再編を計画

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