中国銀行'A'(601988) 中国株銘柄詳細

　万科企業（02202.HK）は22日、シンガポールに本拠を置く国際的な物流施設会社のグローバル・ロジスティック・プロパティーズ（GLP、すでにシンガポール証券取引所から上場廃止）の全株式について、中国銀行（03988.HK）を含む国内外の機関投資家などとの共同買収が完了したと発表した。万科企業は実際の買収を担う財団に約24億5400万米ドルを出資し、実質的にGLPの株式21.4％を取得して筆頭株主となった。

　万科企業以外の出資比率は中国銀行が15.0％、中国有数のエクイティファンド「HOPUインベスト」が21.3％、GLPの首席執行官の支配企業、ヒルハウス・キャピタルがそれぞれ21.2％となる。

　GLPはシンガポールを本拠とする国際的な物流施設会社。中国、日本、米国、ブラジルなどに合計5500万平方メートルあまりの物流施設を展開するほか、世界的な不動産投資信託（REIT）のマネジメント企業として約390億米ドルのREITを管理している。物流不動産の強化という経営戦略に基づき、万科企業はGLPへの投資を決めたと説明している。

（同件につきましては、2017年7月18日付「シンガポール本拠の国際物流施設大手「GLP」を共同買収」をご参照ください）

【出所】香港証取サイト上の公告(2018/01/22)

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万科企業、国際物流施設大手「GLP」の共同買収が完了

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