上海城投(600649) 中国株銘柄詳細

　上海陽晨投資（900935.SS）は19日、同社B株を上海城投（600649.SS）のA株と交換する計画を明らかにした。上海陽晨投資の株主は保有するB株を手放し、上海城投のA株を取得することになるという【注意：弊社お客様が上海城投のA株を取得できるか否かについては未確定です。確定できた場合、あらためてお知らせします。A株を取得できない場合は、現金を受け取ることになる見込みです。A株を取得できた場合でも、保有と売却のみ可能という扱いになる見通しです】。

　日本人を含む海外の投資家が上海城投のA株を取得した場合、「保有」と「売却」のみ可能で、「追加取得」はできない。売却した際は、米ドルで決済されることになる【注意：弊社お客様が取得することになる上海城投のA株も、追加取得はできず、保有と売却のみ可能という扱いになる予定です】。

　株式交換比率の算出に使用する上海陽晨投資のB株株価は1株あたり2.522米ドルであり、2014年10月31日の終値1.152米ドルを約118.92％上回る。2014年10月31日の基準レートに基づくと、1株あたり15.50元となる。

　一方、上海城投のA株の価値を1株あたり15.50元に設定。これに基づき、交換比率は上海陽晨投資B株1株につき上海城投のA株1株となる。

　こうした株式交換を希望しない上海陽晨投資の株主に対しては、保有するB株を一定の価格で売却できるオプションが付与される。売却価格は上海陽晨投資のB株1株につき1.627米ドル。この現金は上海陽晨投資の筆頭株主である上海城投（集団）有限公司が支払うという【注意：弊社お客様はこのオプションを行使できない可能性があります】。

　また、上海城投の株主に対しても、保有するA株を一定の価格で売却できるオプションが付与される。売却価格は上海城投のA株1株につき10.00元。この現金は上海城投の筆頭株主である上海城投（集団）有限公司が支払うという【注意：弊社お客様はこのオプションを行使できない可能性があります】。

　株式交換の実施日などは未定。この計画については、株主総会や中国証券監督管理委員会（CSRC）の承認などが必要となる。

　なお、株主交換により、上海陽晨投資は最終的に上海城投に吸収合併されることになる。

　上海陽晨投資の株式は2014年11月3日から売買停止となっているが、今回の計画をめぐる上海証券取引所の審査結果が出た後に取引を再開する予定と説明している。

【出所】上海証取サイト上の公告(2015/06/19)

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上海陽晨投資、上海城投との株式交換を計画

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