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錦州銀行、上場廃止の仮日程を発表

2024.03.13 14:38

　錦州銀行（00416.HK）は12日、公開買付の前提条件は未達成だが、同社株の上場廃止に向けた仮日程を発表した。

　公開買付の前提条件を達成し、上場廃止が確定した場合、買付者に強制買取権がないことから、応募しなかった株主や売買停止までに保有株を売却しなかった株主は、市場で売却できない非上場株式を保有することになる見通し。一方、公開買付の前提条件を達成できなかった場合、応募した株式は買い取られず､株主に返還されることになる｡

【公開買付の概要】

◆公開買付の種類：ボランタリー・オファー（任意公開買付）

◆買付者：遼寧金融控股集団有限公司

◆買付者の持ち株比率（現時点）：76.84％

◆買付者の事業経験：錦州銀行の筆頭株主

◆公開買付の実施理由：株式を非公開化（上場廃止）とするため。

◆対価の種類：現金

◆提示価格（1株あたり）：1.38HKドル

◆提示価格の水準：2023年1月19日の終値1.38HKドルと等しい。

◆公開買付の前提条件:未達成

◆上場継続の意思：なし（当初から上場廃止が目的）

◆応募締切日（現地）：2024年3月15日

◆最終売買日（目途）：2024年4月9日

◆上場廃止日（目途）：2024年4月15日17時（日本時間）

【注意】上記の公開買付は、期日の延長や延期、内容の変更、計画の中止の可能性もあるので要注意。前提条件が未達成のまま終了した場合、応募株は買い取られず、株主に返還される。買付者の持ち株比率には、共同保有者の保有株も含まれる。

【重要】非公開化（上場廃止）が確定した場合、応募しなかった株式が自動的に現金化されることはありません。内藤証券が案内する締切日までに応募しなかった株主は、非上場株式を保有することになります。買付者に強制買取権を持たないからです。

【出所】香港証取サイト上の公告(2024/03/12)

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