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京能清潔能源、非公開化目的の公開買付を親会社が実施へ
2020.11.18 10:50
京能清潔能源(00579.HK)は17日、同社株の非公開化(上場廃止)を目的としたボランタリー・オファー(任意公開買付)を親会社の北京能源集団有限責任公司が実施すると発表した。1株あたりの買付価格は2.70HKドル。関連規則や株価水準などからエクイティファイナンスが難しい現状、業務統合の必要性などを考慮したうえで、非公開化を目指すと説明。株主にも直近時価を上回る価格で現金化の機会を提供できるとしている。
買付価格の2.70HKドルは2020年11月10日の終値2.42HKドルを11.57%上回る水準。買付価格の引き上げはない。予定スケジュールはあらためて開示する。
なお、現時点で親会社の持ち株比率(共同行為者の分も含む)は81.75%。公開買付の発効には90%以上の独立H株主からの応募や株主総会での承認など、複数の条件が設定されている。親会社に強制買取権がないことから、公開買付が発効したうえで公開買付に応募しなかった場合、未上場株を保有することになるとして投資家に注意を喚起している。
今回の情報開示のため、同社株は2020年11月11日に売買停止となったが、11月18日に取引を再開している。
(同件につきましては、2020年7月7日付「非公開化を親会社が検討」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2020/11/17)
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