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アリババSW、アント・グループが20年11月5日にA・H同時上場へ
2020.10.27 09:55
アリババSW（09988.HK）は26日、傘下フィンテック会社の螞蟻科技集団股フン有限公司（アント・グループ）が2020年11月5日にA・H同時上場する見通しと発表した。IPO（新規公開）の公募価格はH株（06688.HK、売買単位は50株）が80HKドル、A株（688688.SS）が68.8元、公募株数はそれぞれ16億7070万6000株となる。オーバーアロットメントオプションが上限まで行使された場合、A株とH株はそれぞれ公募株数の15％分まで追加発行される可能性がある。
A・H同時上場を通じ、アント・グループはH株で約1319億9100万HKドル（諸費用を除く）、A株で約1149億4500万元（諸費用を含む）を調達する見込み。オーバーアロットメントオプションが上限まで行使された場合、調達額はH株が1518億3700万HKドル、A株が1321億8600万元まで増加する可能性がある。
このほか、アント・グループは100％子会社のB種・C種株を保有する株主（アリババSWを含む）を対象に、B種・C種株を消却したうえで計32億5644万6324株のH株を割り当てる。また、アリババSWはA株IPOでの戦略投資家への割当分の一部を引き受けるかたちで、アント・グループのA株7億3000万株を総額502億元で取得する。上場後、アリババSWの持ち株比率（オーバーアロットメントオプションの行使前）は31.8％となる見通し。
なお、アント・グループが発表した2020年1-9月期（中国会計基準）の営業収益は前年同期比43％増の1181億9100万元、粗利益は74％増の695億4900万元だった。
（同件につきましては、2020年10月22日「アント・グループのA・H同時上場計画の概要」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2020/10/26)
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