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依利安達、建滔集団による公開買付が延長
2020.06.29 11:14
依利安達(01151.HK)は26日、実質筆頭株主の建滔集団(00148.HK、持ち株比率:75.90%、共同行為者の分も含む)による同社株へのボランタリー・オファー(任意公開買付)について、応募締切が2020年7月28日に延長されたと発表した。当初の締切日である同日時点の応募株数は発行済み株数全体の2.26%に達し、建滔集団サイドは未保有株全体の86.11%を掌握。強制買取権の行使に必要な90%以上を獲得するため、買付期間を延長したと説明している。
なお、買付価格は18.07HKドル。シンガポール証券取引所に重複上場している依利安達の株式に対しても公開買付を行う。公開買付の発効には、買付側の建滔集団が香港・シンガポールの両方で強制買取権を取得することなどが必要。香港の場合、未保有の香港上場株の90%を掌握することなどが条件となる。
建滔集団は強制買取権を取得した場合、権利を行使して依利安達の株式を非公開化(上場廃止)する計画。建滔集団は非公開化にともない約8億9100万HKドルが必要となり、手元資金と借入などでまかなう。
(同件につきましては、2020年5月29日付「建滔集団による公開買付がスタート」、2020年4月3日付「建滔集団がボランタリー・オファーを提案」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2020/06/26)
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