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研祥智能、非公開化を目的に公開買付を実施へ
2020.06.23 11:49
研祥智能（02308.HK）は22日、同社H株へのボランタリー・オファー（任意公開買付）を親会社が提案したと発表した。非公開化（上場廃止）を目的とし、1株あたりの買付価格は1.50HKドルを予定。株主に影響されずに長期的な経営戦略を進める目的に加え、同社株の株価低迷と低い流動性などを考慮し、直近時価を上回る価格で株主に現金化の機会を提供できると説明している。
買付価格の1.50HKドルは2020年6月15日の終値0.91HKドルを64.8％上回る水準。買付価格の引き上げはない。公開買付が発効した場合、同社H株は上場廃止となる見通し。発効には株主総会での特別決議による承認や、独立H株株主の90％以上の応募など複数の条件をクリアする必要がある。
なお、買付側に強制買取権がないことから、公開買付に応募しないまま上場廃止となった場合、未上場株を保有することになると株主に注意を喚起。予定スケジュールなどはあらためて開示するという。
今回の情報開示のため、同社株は2020年6月15日に売買停止となったが、6月23日に取引を再開している。
【出所】香港証取サイト上の公告(2020/06/22)
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