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会徳豊、非公開化計画が発効へ

2020.06.17 10:08

　会徳豊（00020.HK）は17日、スキーム・オブ・アレンジメント方式による同社株の非公開化（上場廃止）計画について、裁判所会議・株主総会で承認されたと発表した。これを受け、同社株は6月18日に最終売買日を迎え、裁判所による最終承認を経て7月27日10時（日本時間）付で上場廃止となる。

　1株あたりの買取価格は12HKドルを予定。さらに会徳豊の株主は保有株1株につき、九龍倉置業地産（01997.HK）の株式1株と九龍倉集団（00004.HK）の株式1株の現物株券を受け取る。

　非公開化の対価合計にあたる61.44HKドル（現金12HKドル＋九龍倉置業地産の2020年6月15日の終値34.30HKドル＋九龍倉集団の同日終値15.14HKドル）は会徳豊の同日終値（59.30HKドル）を3.61％上回る水準。計画の発効には株主総会・裁判所会議での承認などが必要となる。発効した場合、呉ファミリーは会徳豊を100％子会社化し、株式の上場は廃止となる。

（同件につきましては、2020年5月21日付「非公開化の予定スケジュール」、2020年2月27日付「非公開化・現物配当を計画」をご参照ください）

【出所】香港証取サイト上の公告(2020/06/16)

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