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華多利集団、売買再開プランの概要

2020.06.01 11:43

 華多利集団(01139.HK)は5月29日、同社株の売買再開プランの概要を発表した。主な内容は以下の通り。

◆資産買収
 華多利集団は香港で土木工事事業を展開している得利建築有限公司(得利建築)の全株式などを第三者の曽万栄氏から総額3億5000万HKドルで買収する。うち2億5000万HKドルは現金、残りは対価株を割り当てるかたちで支払う。買収後、華多利集団の主力事業は得利建築が展開する土木工事となる見通し。得利建築の2019年末の純資産は3576万6000HKドル、2019年の税引き後利益は3591万3000HKドルだった。

◆増資
 華多利集団は筆頭株主の陳進財・主席を対象に第三者割当増資を実施する。さらに公募増資と株主割当増資(オープン・オファー)を行う。日本人を含む海外株主は、規制があるため増資に応じることができない。対価株を含む一連の増資の割当価格は0.2HKドルで、2018年1月22日の終値0.238HKドルを16%下回る水準。増資を通じて計2億9730万HKドルを調達し、上記の資産買収や買収後の運転資金などに充てる。

 一連の再編計画の完了後、同社株は現在の約3.3倍に増加する予定。売り手の曽氏は17.6%で2位株主となり、筆頭株主の陳主席の持ち株比率(共同行為者の分も含む)は53.8%に上昇する見通し。予定スケジュールを含む詳細はあらためて開示する。

なお、同社株は2018年1月23日から売買停止となっている。

(同件につきましては、2019年8月20日付「売買再開プランを提出」、2019年2月4日付「「上場廃止手続き」の第3段階に」、2018年1月24日付「「上場廃止手続き」の第1段階に」、2017年10月19日付「売買停止と上場廃止の決定をめぐり2回目の再審を請求」、2017年10月12日付「売買停止と上場廃止の再審請求が棄却」、2017年8月9日付「売買停止と上場廃止の再考を要請」をご参照ください)
 
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【出所】香港証取サイト上の公告(2020/05/29)

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