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堡獅龍国際、非凡中国が新たな筆頭株主に
2020.05.15 11:14
堡獅龍国際（00592.HK）は14日、非凡中国（08032.HK）が新たな実質筆頭株主になると発表した。非凡中国は現筆頭株主である羅家聖氏の保有株すべて（現在の発行済み株数の66.60％）を1株あたり0.043HKドルで取得することで契約。実際の取引は非凡中国が80％、羅氏の甥である羅正傑氏が20％出資する持ち株会社が行う。取引完了後、新たな実質筆頭株主となる非凡中国は、未保有の堡獅龍国際の株式に対してマンダトリー・オファー（義務的公開買付）を実施する。
1株あたりのマンダトリー・オファーの提示価格も0.043HKドルで、2020年5月14日の終値0.148HKドルを70.95％下回る水準。非凡中国は堡獅龍国際の既存事業継続・上場維持を約束している。予定スケジュールは改めて開示する。
なお、非凡中国の主席を務める李寧氏はスポーツアパレル大手である李寧（02331.HK）を傘下に置く。今回の買収で堡獅龍国際を傘下に収めることで、非凡中国は消費財関連事業の拡大につながると強調。堡獅龍国際にとっても李寧との事業提携が業績改善に寄与すると説明している。
【出所】香港証取サイト上の公告(2020/05/14)
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