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金山軟件、子会社ADR上場にともなう特別配当の詳細

2020.05.11 10:44

 金山軟件(03888.HK)は8日、クラウドサービス子会社である「Kingsoft Cloud Holdings Ltd.」(金山雲)のADR(米国預託証券)が同日付でナスダック証券取引所に上場したと発表した。ADRの公募数は計3000万枚。1ADR(普通株15株に相当)の公募価格は17米ドルで、金山雲は諸費用を除き4億7390万米ドルを調達する(オーバーアロットメントオプションの行使前)。また、金山軟件と小米B(01810.HK)はそれぞれ公募全体の3.92%、7.85%のADRを取得した。

 なお、金山軟件は自社株主に金山雲のADRを現物配当する計画。割当比率は同社株1300株につき金山雲のADR1枚を予定し、現金での分配(同社株1株につき0.10135HKドル)の選択肢もある(注:弊社お客さまは現金での受領となる見込みです)。予定スケジュールによると、2020年5月19日に権利落ちを迎え、6月16日に現地入金・入庫する見通しという。

(同件につきましては、2020年5月7日付「クラウド子会社のADR上場・現物配当を計画」、2019年11月14日付「クラウド子会社のスピンオフ上場を検討」をご参照ください)
 
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【出所】香港証取サイト上の公告(2020/05/08)

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