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松齢護老集団、マンダトリー・オファーを実施へ
2020.02.06 10:29
松齢護老集団(01989.HK)は5日、筆頭株主の厳定国・主席ファミリーが保有株の大半(現在の発行済み株数の52%)を共同行為者であるトウ耀昇氏とトウ成波氏に売却すると発表した。1株あたりの譲渡価格は1.647HKドル。取引完了後、持ち株比率30.18%で新たな筆頭株主となるトウ耀昇氏は未保有株にマンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施する。
マンダトリー・オファーの提示価格も1.647HKドルで、2020年2月5日の終値0.8HKドルを105.9%上回る水準。買付サイドは松齢護老集団の既存事業継続と上場維持を約束している。今回の株式売却の場合、売り手と買い手はいずれも共同行為者であることから、筆頭株主グループの持ち株比率(共同行為者の分も含む)は取引前後で67.54%と変わらず、買付対象は残りの32.46%となる。予定スケジュールはあらためて開示する。
実業家のトウ耀昇氏は2018年から傘下企業を通じて松齢護老集団と合弁会社を設立している。
なお、松齢護老集団の浮動株比率は引き続き22.24%と上場規則の下限(25%)を下回っており、同社や買付サイドなどは回復に向けた必要な措置をすみやかにとると説明している。
【出所】香港証取サイト上の公告(2020/02/05)
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