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TCL電子、マンダトリー・オファーの実施結果
2019.12.16 11:24
TCL電子(01070.HK)は13日、筆頭株主のTCL実業控股股フン有限公司(TCL実業)による同社株へのマンダトリー・オファー(義務的公開買付)の実施結果を発表した。応募株数は発行済み株数全体の1.06%にとどまり、買付が終了。これにより、TCL実業の持ち株比率(共同行為者の分も含む)は55.83%に上昇した。浮動株比率は40.95%に低下したが、引き続き上場規則の下限(25%)を上回っている。
なお、今回の公開買付はすでに完了した親会社を含む同社グループ内の資産再編にともなうもの。TCL集団(000100.SZ)は同社株52.41%を含む営業資産をTCL実業に売却し、2019年3月末に譲渡手続きが完了。この取引はマンダトリー・オファーをともなう内容だったが、これを怠っていたため、今回、あらためて公開買付が実施されることになったという。
(同件につきましては、2019年11月22日付「マンダトリー・オファーがスタート」、2019年10月3日付「マンダトリー・オファーを実施へ」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/12/13)
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