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通力電子、マンダトリー・オファーがスタート
2019.11.22 10:59
通力電子（01249.HK）は22日、筆頭株主のTCL実業控股股フン有限公司（TCL実業）による同社株へのマンダトリー・オファー（義務的公開買付）がスタートしたと発表した。応募締切日は2019年12月13日を予定し、延長される可能性もある。公開買付は現時点で発効していない。
1株あたりの提示価格は5.89HKドルで、2019年11月20日の終値5.87HKドルを0.3％上回る水準。TCL実業は通力電子の既存事業継続と上場維持を約束している。
今回の公開買付はすでに完了した親会社を含む同社グループ内の資産再編にともなうもの。TCL集団（000100.SZ）は同社株48.68％を含む営業資産をTCL実業に売却し、2019年3月末に譲渡手続きが完了。この取引はマンダトリー・オファーをともなう内容だったが、これを怠っていたため、今回、あらためて公開買付が実施されることになったという。
（同件につきましては、2019年10月3日付「マンダトリー・オファーを実施へ」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/11/22)
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