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TCL電子、マンダトリー・オファーがスタート
2019.11.22 10:59
TCL電子(01070.HK)は22日、筆頭株主のTCL実業控股股フン有限公司(TCL実業)による同社株へのマンダトリー・オファー(義務的公開買付)がスタートしたと発表した。応募締切日は2019年12月13日を予定し、延長される可能性もある。公開買付はすでに発効している。
1株あたりの提示価格は3.23HKドルで、2019年11月20日の終値3.68HKドルを12.2%下回る水準。TCL実業はTCL電子の既存事業継続と上場維持を約束している。
なお、今回の公開買付はすでに完了した親会社を含む同社グループ内の資産再編にともなうもの。TCL集団(000100.SZ)は同社株52.41%を含む営業資産をTCL実業に売却し、2019年3月末に譲渡手続きが完了。この取引はマンダトリー・オファーをともなう内容だったが、これを怠っていたため、今回、あらためて公開買付が実施されることになったという。
(同件につきましては、2019年10月3日付「マンダトリー・オファーを実施へ」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/11/22)
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