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馬鞍山鋼鉄、マンダトリー・オファーの実施結果
2019.11.12 10:16
馬鞍山鋼鉄（00323.HK）は11日、新たな実質筆頭株主となった中国宝武鋼鉄集団有限公司（宝武鋼鉄集団）による未保有のH株へのマンダトリー・オファー（義務的公開買付）の実施結果を発表した。応募株数はH株数全体の51.727％に達し、買付が終了。これにより、宝武鋼鉄集団の持ち株比率（共同行為者の分も含む）は57.175％に上昇した。浮動株比率は42.825％に低下したものの、引き続き上場規則の下限（25％）を上回っている。
中央企業（国務院直轄の国有企業）の宝武鋼鉄集団は中国最大級の鉄鋼会社で、傘下に宝山鋼鉄（600019.SS）、韶鋼松山（000717.SZ）、宝鋼包装【売付のみ】（601968.SS）、上海宝信ソフト（900926.SS）などを抱える。今回の取引は中央政府による鉄鋼業再編に基づくもの。馬鞍山鋼鉄は宝武鋼鉄集団の傘下企業と鉄鋼業の再編・統合を進め、収益力の強化を進めていくと説明している。
（同件につきましては、2019年10月29日付「マンダトリー・オファーが発効」、2019年10月1日付「マンダトリー・オファーがスタート」、2019年7月23日付「宝武鋼鉄集団が新たな実質筆頭株主に」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/11/11)
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