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大連港、H株への公開買付の実施結果
2019.10.29 10:11
大連港（02880.HK）は28日、新たな実質筆頭株主となった招商局集団有限公司（招商局集団）による未保有のH株へのマンダトリー・オファー（義務的公開買付）の実施結果を発表した。応募株数は同社株全体の6.64％に達し、買付が終了。これにより、招商局集団の持ち株比率（共同行為者の分も含む）は75.01％に上昇した。
一方で浮動株比率は24.9927％に低下し、上場規則の下限（25％）を下回った。これを受け、同社は規則適用の猶予を申請するとともに、浮動株比率回復に向けすみやかに必要な措置をとるという。
なお、公開買付前に招商局集団は遼寧港口集団への出資比率を51％に引き上げた。これにより、招商局集団は遼寧港口集団傘下の大連港集団有限公司が保有している大連港の株式46.78％、営口港集団有限公司が保有している大連港の株式0.53％を間接保有することになった。 さらに傘下に置く招商局港口集団'A'（001872.SZ）と招商局港口（00144.HK）などを通じて大連港の株式21.05％を保有しており、これらの分を含めれば、招商局集団の持ち株比率（共同行為者の分も含む）は68.37％となっていた。
（同件につきましては、2019年10月8日付「H株への公開買付がスタート」、2019年9月24日付「招商局港口、大連港への公開買付には応募せず」、2019年6月4日付「大連港、招商局集団が新たな実質筆頭株主に」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/10/28)
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