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サンズチャイナ、19年7-9月期決算は2%減収(筆頭株主発表)
2019.10.24 10:03
サンズチャイナ(01928.HK)は24日、ニューヨーク証券取引所に上場する筆頭株主のラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands Corp.)が決算報告書(米国会計基準)を発表し、マカオ事業の2019年7-9月期業績を明らかにした。なお、サンズチャイナの財務諸表は国際会計基準に基づいており、ラスベガス・サンズの開示情報と直接比較することはできない。
サンズチャイナの純営業収益は前年同期比2.0%減の21億1000万米ドル、純利益は前年同期並みの4億5400万米ドルにとどまった。
事業別業績をみると、大型総合カジノリゾート「ベネチアン・マカオ・リゾートホテル」(澳門威尼斯人)の純営業収益は0.7%減の8億5100万米ドル。EBITDAは0.6%減の3億4200万米ドルとなり、EBITDAの利益率は前年同期を0.1ポイント上回った。
大型総合カジノリゾート「サンズ・コタイ・セントラル」(金沙城中心)は振るわず、純営業収益が9.3%減の4億8700万米ドル、EBITDAが10.1%減の1億6900万米ドルにとどまった。
一方の総合リゾート「ザ・プラザ・マカオ」(澳門百利宮)は好調で、純営業収益は17.4%増の1億9600万米ドル、EBITDAは41.5%増の7500万米ドルだった。
2016年9月に開業した複合型ホテル「ザ・パリジャン・マカオ」(澳門巴黎人)は低迷し、純営業収益が2.1%減の3億8100万米ドル、EBITDAが1.6%減の1億2000万米ドルだった。
マカオ初のラスベガス式カジノ「サンズ・マカオ」(澳門金沙)は持ち直し、純営業収益は6.9%増の1億7100万米ドル、EBITDAは26.8%増の5200万米ドルに上った。
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/10/24)
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