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大昌行、非公開化を中国中信が提案
2019.10.21 11:15
大昌行（01828.HK）は20日、スキーム・オブ・アレンジメント方式による同社株の非公開化（上場廃止）を筆頭株主の中国中信（00267.HK）が提案したと発表した。1株あたりの買取価格は3.70HKドルを予定し、同計画が発効した場合、大昌行の株式は上場廃止後に消却される。大昌行の株式の株価低迷・流動性低下と資金調達能力の喪失、大昌行の経営改革にともなう短期的なマイナス影響などを考慮し、直近時価を上回る価格での非公開化が提案されたと説明している。
買取価格の3.70HKドルは2019年10月14日の終値2.69HKドルを37.55％上回る水準。同計画の発効には裁判所会議・株主総会での承認などが必要となる。予定スケジュールはあらためて開示する。
なお、中国中信の持ち株比率は56.81％。非公開化にともない中国中信は最大30億2204万6417HKドルを拠出することになり、銀行借入などでまかなうという。
今回の情報開示のため、大昌行の株式は2019年10月15日に売買停止となったが、10月21日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/10/20)
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