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大連港、H株への公開買付がスタート
2019.10.08 11:04
大連港(02880.HK)は5日、新たな実質筆頭株主となった招商局集団有限公司(招商局集団)による未保有のH株へのマンダトリー・オファー(義務的公開買付)がスタートしたと発表した。応募締切日は2019年10月28日を予定し、延長される可能性もある。公開買付はすでに発効している。
マンダトリー・オファーの提示価格は1.0127HKドルで、2019年10月2日の終値1.01HKドルを0.27%上回る水準。招商局集団は大連港の既存事業継続と上場維持を約束している。
なお、招商局集団は先ごろ遼寧港口集団への出資比率を51%に引き上げた。これにより、招商局集団は遼寧港口集団傘下の大連港集団有限公司が保有している大連港の株式46.78%、営口港集団有限公司が保有している大連港の株式0.53%を間接保有することになった。 さらに傘下に置く招商局港口集団'A'(001872.SZ)と招商局港口(00144.HK)などを通じて大連港の株式21.05%を保有しており、これらの分を含めれば、招商局集団の持ち株比率(共同行為者の分も含む)は68.37%となっている。
(同件につきましては、2019年9月24日付「招商局港口、大連港への公開買付には応募せず」、2019年6月4日付「大連港、招商局集団が新たな実質筆頭株主に」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/10/05)
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