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【市況】香港市場(10月4日)
2019.10.04 17:35
■香港株価指数
ハンセン：25,821.03（▼289.28）
中国企業：10,147.33（▼73.65）
売買代金：683.96億（△58.27億）
■相場概況
週末のハンセン指数は反落し、2万6000ポイントを4営業日ぶりに割り込んで大引け。半世紀ぶりの「緊急条例」発動を香港当局が決定し、デモ激化懸念が悪材料に。香港地場系が幅広い業種で下落。混乱飛び火を警戒し、隣接するマカオのカジノ株も安い。米中経済減速を警戒し、石油・石炭、鉄鋼・非鉄を含む資源セクターが概ねさえない。一方で足元の販売拡大を好感し、本土系の不動産株が堅調。新製品リリースの観測から、アップル関連株がしっかり。売買代金は引き続き600億HKドル台と低迷。中国本土からの香港株投資は休みだった（再開は10月8日を予定）。（畦田）
■本日の経済ニュース・個別銘柄情報
◇新鴻基地産（00016.HK）がハンセン指数の下落率1位など、香港の不動産大手がデモ激化懸念により売られた。
◇売買再開の華能新能源（00958.HK）が大幅高。親会社による公開買付を材料に買付価格を目指して上昇。
◇本土不動産大手の碧桂園控股（02007.HK）が反発。9月の販売額の4割増加などが好感された。
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