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中航国際控股、親会社が非公開化を計画
2019.10.03 12:22
中航国際控股(00161.HK)は10月2日、親会社の中国航空技術国際控股有限公司(中航国際)による同社H株の非公開化(上場廃止)・吸収合併の計画を発表した。非公開化を目的に、中航国際は中航国際控股の未保有のH株を対象にボランタリー・オファー(公開買付)を実施する。公開買付の発効を含む前提条件をすべてクリアした場合、中航国際控股のH株は上場廃止となり、中航国際による吸収合併を経て株式は抹消される。
1株あたりの買付価格は9HKドルで、2019年9月27日の終値6.97HKドルを29.12%上回る水準。提示価格の引き上げは予定していない。公開買付の発効には独立H株主の90%以上の応募など、複数の条件がある。同計画の発効には、公開買付の完了に加え、株主総会での特別決議による承認などがある。同社H株が上場廃止となった場合、吸収合併発効から7営業日以内に中航国際は1株あたり9HKドルで残りのH株を買い取る見通しという。
同社H株のパフォーマンス・流動性の低さ、上場維持コスト、グループ全体の経営効率性向上などを考慮し、時価を上回る価格での非公開化計画が提案されたと説明。予定スケジュールなどはあらためて開示するという。
今回の情報開示のため、同社株は2019年9月27日に売買停止となったが、10月3日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/10/02)
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