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迪臣建設、マンダトリー・オファーが失効
2019.07.29 10:31
迪臣建設（08268.HK）は26日、新たな実質筆頭株主となった実業家の王鉅成氏による未保有株へのマンダトリー・オファー（義務的公開買付）が失効したと発表した。締切日時点の応募株数は全体の9.05％にとどまり、王氏サイドの掌握した株数は45.18％と発効条件の過半数を下回ったためと説明している。公開買付の失効を受け、応募株は返還される。
王氏は先頃、迪臣発展（00262.HK）などが保有していた迪臣建設の株式36.13％を買収。また、迪臣発展は売却で回収した資金を原資に株主へ特別配当を実施していた。
実業家の王氏は複数の上場企業の役員を歴任し、現在は中国信息科技発展（08178.HK）の主席のほか、匯銀控股（01178.HK）と俊文宝石（08351.HK）の執行董事などを務める。
（同件につきましては、2019年6月14日付「迪臣発展、特別配当の詳細」、2019年4月15日付「迪臣発展が保有株すべてを売却へ」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/07/26)
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