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東方明珠石油、増資が完了
2019.07.09 13:33
東方明珠石油（00632.HK）は8日、減資・株式併合を含む資本再編の計画の一環で、樊麗真・同社副主席と第三者企業の新華石油（香港）有限公司（新華石油）を割当先に増資が完了したと発表した。割当価格は0.02HKドル、割当株数の合計は90億株（増資後の発行済み株数の73.49％）で、総額1億8000万HKドルを調達した。このうち約8000万HKドルは割当先2社からの借入金と相殺され、残りはほかの債務返済や米国での油ガス田開発プロジェクトの再開、運転資金などに充てる。
増資完了後、新華石油は59.61％、樊副主席は13.88％の持ち株比率となった。新筆頭株主となった新華石油は未保有株にマンダトリー・オファー（義務的公開買付）を実施する予定で、1株あたりの買付価格は0.0422HKドルとなる。予定スケジュールはあらためて開示する。
今回の再編を通じ、厳しい状況にある同社の資金繰り・財務状況が大きく改善する見通し。新筆頭株主の新華石油には民営企業の大慶市新華瀝青有限責任公司が53.72％出資しており、同社はアスファルトや燃料油の生産などを手がけている。
（同件につきましては、2019年7月8日付「資本再編の修正後スケジュール」、2019年7月5日付「資本再編のスケジュールを変更へ」、2019年6月20日付「資本再編の修正後スケジュール」、2019年6月13日付「資本再編のスケジュールを変更へ」、2019年5月17日付「資本再編の予定スケジュール」、2019年4月17日付「資本再編を計画」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/07/08)
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