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亜洲衛星、筆頭株主が非公開化を計画
2019.06.28 11:29
亜洲衛星（01135.HK）は27日、スキーム・オブ・アレンジメント方式による同社株の非公開化（上場廃止）を筆頭株主である持ち株会社（持ち株比率：74.65％、共同行為者の分も含む）が提案したと発表した。同持ち株会社は亜洲衛星の未保有株すべての買い取り、消却を目指す。同社株の株価・流動性の低下や資金調達の実施が困難な状況、上場維持コストの削減などを踏まえて直近株価を上回る価格で非公開化を提案し、上場廃止を目指すと説明している。
1株あたりの対価は10.22HKドルで、2019年6月20日の終値8.28HKドルを23.43％上回る水準。提示価格の引き上げはなく、予定スケジュールは決まりしだい、開示するという。
非公開化計画の発効には、株主総会での特別決議や、裁判所会議での独立株主による賛成などが必要となることから、必ずしも実施されるとは限らないと強調している。
なお、筆頭株主の持ち株会社には、中国中信（00267.HK）と米カーライルグループが折半出資している。
今回の情報開示のため、亜洲衛星の株式は2019年6月21日に売買停止となったが、6月28日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/06/27)
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