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大連港、招商局集団が新たな実質筆頭株主に

2019.06.04 10:44

 大連港(02880.HK)は4日、国務院の直接管理下にある招商局集団有限公司(招商局集団)が新たな実質筆頭株主になると発表した。大連港の親会社である大連港集団有限公司(大連港集団、持ち株比率46.78%)に100%出資している遼寧港口集団有限公司(遼寧港口集団)について、招商局集団は遼寧省政府から遼寧港口集団の出資持分1.1%を取得することで契約した。

 取引が完了した場合、招商局集団の遼寧港口集団への出資比率は51%に上昇する見通し。これにより、招商局集団は遼寧港口集団傘下の大連港集団が保有している大連港の株式46.78%、営口港集団有限公司が保有している大連港の株式0.53%を間接保有することになる。

 さらに招商局集団は傘下に置く招商局港口集団'A'(001872.SZ)と招商局港口(00144.HK)などを通じて大連港の株式21.05%を保有しており、これらの分を含めれば、招商局集団の持ち株比率(共同行為者の分も含む)は68.37%となる見通し。

 新たな実質筆頭株主となる招商局集団は未保有の大連港のH株に対し、マンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施する予定。1株あたりの買付価格は1.0127HKドルを予定し、2019年5月31日の終値1.01HKドルを0.27%上回る。招商局集団は大連港の既存事業継続と上場維持を約束している。

 今回の情報開示のため、大連港のH株は2019年6月3日に売買停止となったが、6月4日に取引を再開した。
 
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【出所】香港証取サイト上の公告(2019/06/04)

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