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華普智通系統、売買再開プランの概要
2019.05.07 16:10
華普智通系統(08165.HK)は5月2日、同社株の売買再開プランの概要を明らかにした。江蘇省南京市を本拠にメルセデス・ベンツ車の4S店(完成車販売、部品提供、アフターサービス、顧客情報フィードバックを手がける自動車ディーラー)経営や高級車輸入業務などを手がける江蘇中馳集団(江蘇中馳)の出資持分80%を買収する。総買収額は2億7984万5857HKドルを予定し、1株あたり0.0645HKドルで対価株を割り当てるかたちで支払う。
取引完了後、売り手である周剣芝氏の持ち株比率は61.86%に達し、新たな実質筆頭株主になる見込み。共同行為者の陳国敏氏(同3.26%)とともに未保有株に対してマンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施する義務が発生するが、両者はその免除を香港証券取引所に申請している。同取引は「リバース・テイクオーバー」(時価総額の小さな企業が大きな企業を買収すること。裏口上場の手段の一つでもある)に該当することから、香港証取による承認など複数の前提条件をクリアする必要があるという。
このほか、新株を対価とする資産買収にあわせ、華普智通系統は同社株10株を1株(額面0.5HKドル)とする株式併合も実施する計画。一連のスケジュールはあらためて開示するという。
なお、同社株は2018年5月15日から売買停止となっている。
(同件につきましては、2018年10月30日付「売買再開プランを提出」、2018年5月15日付「2回目の再審でも上場廃止を支持」、2018年2月13日付「上市委員会は上場廃止の決定を支持」、2017年9月26日付「上場廃止手続きの撤回を求めて再審を申請」、2017年9月19日付「上場廃止の方針を香港証取が通知」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/05/02)
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