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サンズチャイナ、19年1-3月期決算の純利益は前年同期並み(筆頭株主発表)

2019.04.18 11:01

 サンズチャイナ(01928.HK)は17日、ニューヨーク証券取引所に上場する筆頭株主のラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands Corp.)が決算報告書(米国会計基準)を発表し、マカオ事業の2019年1-3月期業績を明らかにした。なお、サンズチャイナの財務諸表は国際会計基準に基づいており、ラスベガス・サンズの開示情報と直接比較することはできない。

 サンズチャイナの純営業収益は前年同期比8%増の23億3000万米ドル、純利益は前年同期並みの5億5700万米ドルだった。

 事業別業績をみると、大型総合カジノリゾート「ベネチアン・マカオ・リゾートホテル」(澳門威尼斯人)の純営業収益は3.3%増の8億9700万米ドル。EBITDAは3.7%増の3億6100万米ドルに上り、EBITDAの利益率は前年同期を0.1ポイント上回った。

 大型総合カジノリゾート「サンズ・コタイ・セントラル」(金沙城中心)の純営業収益は5.1%増の5億7700万米ドル、EBITDAが5.5%増の2億1200万米ドルだった。

 さらに総合リゾート「ザ・プラザ・マカオ」(澳門百利宮)の純営業収益は高い伸びを示し、17.3%増の2億2400万米ドル。EBITDAは16.4%増の8500万米ドルだった。

 また、2016年9月に開業した複合型ホテル「ザ・パリジャン・マカオ」(澳門巴黎人)は好調で、純営業収益は26.5%増の4億5400万米ドル、EBITDAは40.5%増の1億6300万米ドルに達した。

 一方でマカオ初のラスベガス式カジノ「サンズ・マカオ」(澳門金沙)は引き続き振るわず、純営業収益は1.3%減の1億5200万米ドル、EBITDAは14.9%減の4000万米ドルにとどまった。
 
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【出所】香港証取サイト上の公告(2019/04/17)

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