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【4月1日の中国本土市場】
2019.04.01 17:47
主要指数はそろって大幅続伸。上海市場は上海総合指数が前営業日比2.57%高の3170.36ポイント、B株指数が2.29%高の313.82ポイント。深セン市場は深セン成分指数が3.64%高の1万267.70ポイント、B株指数が2.06%高の1057.21ポイントだった。両市場の売買代金は先週末に比べ約25%増加し、概算で1兆440億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)と「深股通」(香港経由の深センA株投資)はいずれも買い越しが続き、それぞれの買越額は5億6400万元、31億2400万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。
上海総合指数は先週末の流れを引き継ぎ、高く寄り付いた。4月の製造業PMIが、CFLPと財新のいずれも景気拡大・縮小の節目である50を上回ったことで、投資家心理は一段と改善。堅調な値動きに終始し、終値は約10カ月ぶりの高値を付けた。上海・深センの両市場はいずれも全体の9割半以上の銘柄が上昇し、ほぼ全面高となった。なかでも、中小型株がより堅調で、中小企業板指数は3.74%高、創業板指数は3.97%高。大型株で構成される上証50指数は1.90%高だった。両市場の売買代金は13日ぶりに1兆元台を回復し、大商いとなった。
セクター別では、本日から増値税の引き下げが適用される製造業や交通運輸セクター全般に買いが入った。また、不動産株は底堅い決算内容に加え、市況の改善を手がかりに、不動産株が堅調。香港経由のA株投資で、不動産セクターへの資金流入が続いていることも、買い材料視されたもよう。そのほかでは、ブロックチェーン情報サービスに関するリストが監督当局により初めて発表されたことを手がかりに、関連銘柄が物色された。
上海B株市場はほぼ全面高で、下落銘柄数は1銘柄だけだった。深センB株市場は全体の8割半の銘柄が上昇した。(投資調査部・李)
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