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漢能薄膜発電、非公開化計画の概要
2019.02.27 12:44
漢能薄膜発電(00566.HK)は26日、香港証券取引所での同社株の非公開化(上場廃止)を親会社の漢能移動能源控股有限公司が実施する計画について、概要を明らかにした。株式交換の方式が採用され、計画が発効した場合、親会社は漢能薄膜発電の未保有株1株につき特別目的会社(非上場)の株式1株を交付する予定。漢能薄膜発電の香港証取での上場は廃止される。その後、資本再編を経て、漢能薄膜発電は中国本土登記会社の完全子会社となり、同登記会社は親会社が67.51%、特別目的会社が32.49%出資する資本構成となる。この中国本土登記会社はA株市場への新規上場(IPO)を目指すという。
株式交換後に漢能薄膜発電の独立株主(内藤証券のお客さまを含む)が取得することになる特別目的会社の株式(非上場)は直接売却できないものの、A株IPO時の公募売出により回収される資金が特別目的会社を通じて独立株主に分配される見通し(注意:内藤証券のお客さまが特別目的会社の株式を保有できるか、仮に保有できても現金の分配を受けることができるか現段階で不明です。進展がありしだい、あらためてお知らせいたします)。
同社株の売買再開が難しい状況にあるなか、香港での上場廃止、A株上場を含む今回の計画を通じて独立株主に現金化の機会を間接的に提供していくと漢能薄膜発電の経営陣は説明。現段階で現金による対価は予定していないという。
なお、一連の計画の詳細は未定であるほか、発効には複数の前提条件をクリアする必要があり、必ずしもA株上場が実現するとは限らないことから、同社は投資家に注意を喚起。また、2019年7月までに実現できない場合、一連の計画は失効し、同社株の香港上場は維持される見通しという。
同社株は2015年5月20日から売買を停止している。
(同件につきましては、2018年11月2日付「同社株の非公開化を親会社が実施方針」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/02/26)
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