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【2月19日の香港市場】

2019.02.19 17:47

 主要指数は反落。ハンセン指数は前日比0.41%安の2万8228.13ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は0.28%安の1万1116.92ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ2%増加し、概算で968億7600万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が売り越しに転じ、売越額は7億4200万元。深セン経由は5億8800万元の買い越しだった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 劉鶴・副首相らが21~22日にワシントンで米中貿易交渉を行うと報道された。また、中国政府が粤港澳大湾区(ビッグベイエリア)の計画綱要を発表。こうしたなか、香港市場は主要指数が高く寄り付いた。もっとも、相場上昇の過熱感への警戒感から上値は重く、その後は前日終値付近を推移。中国企業指数は安値引けした。「港股通」の売買代金がメインボード全体に占める比率は約12%だった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、香港交易所(00388.HK)が上昇率3位の1.73%高。粤港澳大湾区の発展が追い風になるとの思惑に加え、大手投資銀行が目標株価を引き上げたことも買い材料視された。中国人寿保険(02628.HK)が上昇率1位の3.02%高。1月の保険料収入が前年同月比24.45%増だったことが好感された。不動産株が強い。新世界発展(00017.HK)が上昇率2位の1.90%高、華潤置地(01109.HK)が上昇率5位の0.84%高、信和置業(00083.HK)が0.82%高、恒隆地産(00101.HK)が0.76%高だった。

 一方、医薬株が弱い。石薬集団(01093.HK)が下落率1位の7.96%安、中国生物製薬(01177.HK)が同2位の6.03%安。大手投資銀行がいずれの目標株価も引き下げたことが嫌気された。HSBC(00005.HK)が下落率4位の2.28%安。前引け後に30.21%増益の18年12月本決算を発表したが、予想を下回ったことから売りに押された。その他の銘柄では丘タイ科技(01478.HK)が10.33%高。1月のカメラモジュールの販売量が前年同月比72%増だったことから買いが集まった。(投資調査部・関)
 
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