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興発アルミ、筆頭株主が義務的公開買付
2019.02.14 09:59
興発アルミ(00098.HK)は13日、筆頭株主の広東省広新控股集団有限公司(広新控股)が、マンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施すると発表した。2019年1月24日に筆頭株主が市場で興発アルミの株式5000株(発行済み株数の約0.001%)を1株あたり5.60HKドルで購入したことが原因。これにより筆頭株主の持ち株比率は30.001%に達し、公開買付の実施義務が生じた。
筆頭株主の広新控股は広東省国有資産監督管理委員会の管理下にある国有企業。マンダトリー・オファーの提示価格は1株あたり5.60HKドルで、2019年1月24日の終値5.44HKドルを約2.94%上回る。公開買付による株式の買い取りが実行されるには、一定の前提条件をクリアすることが必要。
筆頭株主は興発アルミの上場を維持する方針を示している。なお、筆頭株主は2017年に興発アルミの非公開化(上場廃止)を計画したが、裁判所会議で承認されず、失敗したことがある。
今回の情報開示のため、同社株は2019年1月25日に売買停止となったが、2019年2月14日に取引を再開する予定。
(同件につきましては、2017年5月18日付「非公開化計画が失効」、2017年4月24日付「非公開化計画のスケジュール」、2017年3月22日付「同社株の非公開開計画が前提条件をクリア」、2016年9月23日付「筆頭株主などが同社株の非公開化を正式提案」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2019/02/13)
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