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【2月12日の香港市場】

2019.02.12 18:06

 主要指数は続伸。ハンセン指数は前日比0.09%高の2万8171.33ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は0.25%高の1万1044.65ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ9%増加し、概算で959億8900万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が買い越しに転じ、買越額は5億2100万元。深セン経由は7億9900万元の買い越しだった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場はダウ平均が4日続落。3月1日までに習近平・国家主席と電話会談することをトランプ大統領が計画していると伝わったほか、3月中旬に米中首脳会談が開催される可能性が報じられた。もっとも足元で閣僚級協議を迎え、積極的な売買は手控えられた。また、MSCIの指数構成銘柄に新たに中国企業12社が組み込まれることが発表されたほか、A株が指数に占める構成比率を5%から20%まで引き上げるかについて、3月1日までに発表されると報道された。こうしたなか、香港市場は主要指数が小安く寄り付いた。その後は様子見ムードが広がり、前日終値を挟んで小動きに終始した。「港股通」の売買代金がメインボード全体に占める比率は約12%だった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、医薬株が強い。石薬集団(01093.HK)が上昇率1位の5.45%高、中国生物製薬(01177.HK)が同2位の5.06%高。国務院常務会議で、一部医薬品について増値税(付加価値税)優遇措置を3月1日から導入する方針が発表されたことが買い材料視された。吉利汽車(01093.HK)が上昇率3位の4.36%高。1月の販売台数が前年同月比2%増となったことを受け、大手投資銀行が目標株価を引き上げたことが追い風となった。香港交易所(01093.HK)が上昇率4位の4.21%高。金融市場の対外開放の進展にともない、2100億米ドルが2030年までに中国市場に流入すると投資銀行が予想し、香港交易所の目標株価を大幅に引き上げたことが好感された。

 その他の銘柄では、美団点評B(03690.HK)が4.08%安、小米B(01810.HK)が0.93%安だった。MSCIエマージング・マーケット・インデックスに組み込まれることが発表されたが、利益確定売りに押された。(投資調査部・関)
 
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