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【1月24日の香港市場】
2019.01.24 18:04
主要指数は小幅に続伸。ハンセン指数は前日比0.41%高の2万7120.98ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は0.56%高の1万691.00ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ3%増加し、概算で801億7200万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は、上海経由が6600万元の買い越し。深セン経由の買越額は4億3000万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。
ニューヨーク市場はダウ平均が反発。好決算を発表した銘柄が買われた。一方で知的財産権への対応を含めた中国の構造改革なしでは、貿易交渉を進められないとトランプ大統領があらためて表明した。こうしたなか、香港市場は主要指数が小高く寄り付いた。その後は様子見ムードが広がり、前日終値を挟んで小動きに終始。小幅高で取引を終了した。メインボードの売買代金は2日ぶりに800億HKドルを上回った。「港股通」の売買代金がメインボード全体に占める比率は約10%だった。
ハンセン指数の構成銘柄では、吉利汽車(00175.HK)が上昇率1位の4.08%高。ハイブリッド車向けニッケル水素電池の関連事業を手がける科力遠新エナジー【売付のみ】(600478.SS)の主要株主になる見通しが買い材料視された。スマートフォン部品の関連株が反発。瑞声科技(02018.HK)が上昇率2位の3.88%高、舜宇光学科技(02382.HK)が同3位の3.10%高だった。中国海洋石油(00883.HK)が1.42%高。19年の石油・ガス生産量を18年よりも増加させると発表し、買い材料視された。同業の石油株も買われ、中国石油化工(00386.HK)が上昇率4位の2.12%高、中国石油天然気(00857.HK)が1.02%高。香港銀行間貸出金利(HIBOR)の3カ月物がここ7カ月で最低となったことを受け、香港系不動産株の上昇が目立った。恒基地産(00012.HK)が1.85%高、太古A(00019.HK)が1.84%高、恒隆地産(00101.HK)が1.24%高だった。
一方、時価総額の大きなテンセント(00700.HK)が下落率1位の0.90%安となり、ハンセン指数の重荷となった。サンズチャイナ(01928.HK)が0.28%安。11%減益の18年10-12月期決算(米国会計基準・筆頭株主発表)が明らかになったが、大手投資銀行が予想をわずかに下回ったと評価し、売り材料視された。(中国部・関)
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