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【1月11日の香港市場】

2019.01.11 17:56

 主要指数はいずれも上昇。ハンセン指数は6日続伸し、前日比0.54%高の2万6667.27ポイント。中国企業指数(旧H株指数)は7日続伸し、0.58%高の1万454.95ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ約7%減少し、概算で887億100万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)はいずれも買い越しに転じ、買越額は上海経由が1億2600万元、深セン経由が1億1300万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場は米中摩擦緩和への期待を背景にダウ平均が5日続伸。引き続き良好な外部環境を受け、本日の香港市場は主要指数が高く寄り付いた。昨日まで上げ幅を積み重ねていたこともあり、朝方は利益確定売りに押され、下げに沈む場面もあったが、その後は総じて堅調に推移。本日の高値付近で取引を終了した。劉鶴・副首相が今月末にも訪米すると外電が報じ、米中摩擦緩和への期待がさらに膨らんだことが追い風となった。ただ、週末ということもあり、商いはやや低調。本土投資家の動きは引き続き鈍く、「港股通」の売買代金がメインボード全体に占める比率は7.6%にとどまった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、5G(第五世代移動通信)の臨時事業者免許が年内にも発給されるとの情報を受け、スマート部品関連株の上昇が目立った。瑞声科技(02018.HK)はすでに悪材料を織り込んだと評価するアナリストが投資判断を引き上げたことで、上昇率1位の5.00%高。舜宇光学科技(02382.HK)は同業の会社が生産拡大計画を変更しない方針を示したことを手がかりに続伸し、上昇率4位の2.68%高だった。

 人民元相場の上昇を好感し、本土系不動産株が堅調。中国海外発展(00688.HK)が上昇率3位の3.00%高、華潤置地(01109.HK)が同5位の1.95%高、碧桂園控股(02007.HK)が同7位の1.73%高だった。香港系不動産株もしっかり。

 一方、昨日は上昇率1~2位に並んだ医薬株がそろって反落。中国生物製薬(01177.HK)が下落率1位の3.88%安、石薬集団(01093.HK)が同5位の1.30%安だった。(中国部・千原)
 
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