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哈爾濱電気、上場廃止に向けた公開買付を親会社が計画
2018.12.27 10:00
哈爾濱電気(01133.HK)は27日、同社株の非公開化(上場廃止)を目的とした公開買付(TOB)が実施されると発表した。提示価格は1株あたり4.56HKドルで、2018年12月17日の終値を82.40%上回る。公開買付が発効するには、複数の前提条件をクリアすることが必要。公開買付が成功すれば、同社株の上場廃止を申請するという。
公開買付を実施するのは、筆頭株主の哈爾濱電気集団有限公司(親会社)。提示価格は上方修正しないと明言。公開買付と非公開化に成功した場合、親会社は2019年内に哈爾濱電気を吸収合併し、会社登記を抹消すると説明している。
公開買付の日程は、別途通知される予定。上場廃止が決まった場合、期限までに公開買付に応じなかった株主の保有株は、非上場の株式となるので注意が必要。
なお、親会社は吸収合併を実施する際、その時点で残っている哈爾濱電気のH株の株主に対し、保有株1株につき4.56HKドルを支払う救済策を示している。ただし、哈爾濱電気が上場廃止となった後、吸収合併を実施する際も、複数の前提条件をクリアする必要があるとして、注意を喚起している。
今回の情報開示のため、同社株は2018年12月18日に売買停止となったが、2018年12月27日に取引を再開する予定。
【出所】香港証取サイト上の公告(2018/12/27)
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