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精英国際、マンダトリー・オファーがスタート
2018.12.06 10:24
精英国際（01328.HK）は6日、資産再編や現物配当、筆頭株主の交代などを含む大規模な再編計画の完了を受け、新たに筆頭株主となった「ハニーグループ・マネジメント」（ハニーグループ）による未保有株へのマンダトリー・オファー（義務的公開買付）がスタートしたと発表した。応募締切日は2018年12月27日を予定し、延長される可能性もある。公開買付はすでに発効している。
1株あたりの買取価格は0.11931HKドルで、2018年12月3日の終値0.154HKドルを22.53％下回る水準。ハニーグループ側は精英国際の既存事業継続と上場維持を約束している。
なお、ハニーグループは医療保険、食品、娯楽、金融などに投資する投資会社。同社には中国有数の投資会社である弘毅投資（ハニーキャピタル）が80％、コングロマリットの聯想控股（03396.HK）が20％出資している。
精英国際は先ごろの大規模再編で、既存事業のうちRF-SIM製品事業を売却したほか、公共交通向けシステム開発を手がける国聯通信（08060.HK）の全保有株を現物配当を通じて株主に放出。一方でハニーグループから資産管理・投資・証券事業などを手がける金涌資本管理有限公司と金涌証券有限公司を完全買収していた。
（同件につきましては、2018年8月31日付「国聯通信株の現物配当スケジュール」、2018年7月31日付「大規模再編を計画」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2018/12/06)
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