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紫光科技、紫光集団の出資持分売却で枠組み契約

2018.10.29 13:58

 紫光科技(00365.HK)は29日、親会社である紫光集団有限公司(紫光集団)の出資持分36%について、清華控股有限公司(清華控股)が深セン市政府傘下の深セン市投資控股有限公司(深投控)に譲渡することで枠組み契約を交わしたと発表した。取引が完了した場合、紫光集団への出資比率は清華控股が15%、深投控が36%となる。清華控股と深投控は紫光集団の出資持分に関して共同行為者となる契約を取り交わす方針で、これにより紫光集団は深投控の連結対象に入り、引き続き国有系持ち株会社としてみなされるという。

 清華控股と深投控、紫光集団は交渉を進め、今後1カ月以内の正式契約締結を目指す。取引が完了した場合、実質支配者の交代により、紫光科技の株式に対しマンダトリー・オファー(義務的公開買付)が実施される可能性もあると注意喚起している。

 なお、紫光集団はほかに紫光(000938.SZ)、紫光国微(002049.SZ)などの企業を傘下に置いている。

 今回の情報開示のため、紫光科技の株式は2018年10月26日に売買停止となったが、10月29日14時(日本時間)に取引を再開する。紫光と紫光国微の株式も10月19日から売買停止だったが、いずれも10月26日に取引を再開している。

(同件につきましては、2018年8月15日付「実質筆頭株主が交代する可能性も」をご参照ください)
 
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【出所】香港証取サイト上の公告(2018/10/29)

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