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【9月20日の香港市場】

2018.09.20 18:00

 主要指数はそろって3日続伸。ハンセン指数は前日比0.25%高の2万7477.67ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は0.47%高の1万792.59ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ約10%減少し、概算で868億3700万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は中国本土の中秋節連休と香港の中秋節明けの祝日にともない、本日から9月25日まで停止し、9月26日に再開する予定。ただ、中国本土が国慶節連休に入ることから、9月27日から10月5日まで再び停止し、10月8日に再開することになる。

 ニューヨーク市場は米中通商摩擦への警戒感が後退し、ダウ平均が続伸。一方、ハイテク株の一角が売られ、ナスダック総合株価指数は反落した。本日の香港市場は主要指数が高く寄り付いたものの、米長期金利の上昇を嫌気し、香港系不動産株の一角が売られ、ハンセン指数は前場の終盤で下げに転じた。その後は後場の中盤まで前日終値を挟み一進一退。終盤で再び買いが入り、3日続伸で引けた。

 ハンセン指数の構成銘柄では、蒙牛乳業(02319.HK)が上昇率1位の2.08%高。中国が来月にも平均輸入関税を引き下げる計画と報道され、海外産原乳の輸入コストが引き下がるとの見方が買いを後押ししたもようだ。上昇率2位は中国移動(00941.HK)の1.51%高。8月の4G(第四世代移動通信)ユーザー純増数が前月比で鈍化し、本日は低く寄り付いたものの、ザラ場に入ってからは上げ幅を広げる展開となった。同じく通信会社の中国聯通香港(00762.HK)は上昇率3位の1.48%高だった。

 本土系不動産株は明暗が分かれ、中国海外発展(00688.HK)が1.39%高、華潤置地(01109.HK)が1.05%高だった一方、碧桂園控股(02007.HK)は元金総額9億6500万米ドルのシニア債を発行する計画を発表したことを嫌気し、1.08%安と反落した。金利負担の増加などが懸念されたもようだ。このほか、米ドルに追随して香港ドル金利が上昇することを警戒し、香港系不動産株の一角が下落。九龍倉置業地産(01997.HK)が下落率1位の1.75%安だった。(中国部・千原)
 
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