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中国通海金融、株主割当増資が中止に
2018.09.11 09:17
中国通海金融（00952.HK）は10日、既存株3株につき新株8株を割り当てる株主割当増資（ライツ・イシュー）を中止すると発表した。株価下落により直近株価が割当価格（1.10HKドル）を大きく下回る状況になったほか、米中貿易摩擦によるマクロ経済の先行き不透明感などを考慮し、増資の中止を決めたと説明。計画の中止による同社へのマイナス影響はないとしている。
なお、筆頭株主の泛海控股（000046.SZ）は新株引受権をすべて兄弟会社の中国泛海国際集団有限公司（中泛国際）に譲渡し、中泛国際は引受権をすべて行使して新株を引き受けるほか、国泰君安証券（02611.HK）や海通国際（00665.HK）と共同でアンダーライターとして失権株を引き受ける予定だったが、これらも中止になるという。
（同件につきましては、2018年5月11日付「株主割当増資のスケジュールを再び変更へ」、2018年3月29日付「株主割当増資のスケジュールを再び変更」、2018年3月12日付「株主割当増資の修正後スケジュール」、2018年3月5日付「株主割当増資のスケジュールを再度変更へ」、2018年1月24日付「株主割当増資の予定スケジュールを変更」、2017年12月19日付「株主割当増資を計画」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2018/09/10)
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