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【8月28日の中国本土市場】
2018.08.28 17:11
主要指数はまちまち。上海市場は上海総合指数が4日ぶりに小反落し、前日比0.10％安の2777.98ポイント。B株指数は小幅に続伸し、0.02％高の289.34ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が小幅に続伸し、0.05％高の8733.74ポイント。B株指数は反落し、0.74％安の1012.41ポイントだった。両市場の売買代金は昨日に比べ約10％減少し、概算で2915億元。「滬股通」（香港経由の上海A株投資）は6億1300万元の買い越し。「深股通」（香港経由の深センA株投資）の買越額は9億7400万元だった（注文ベース：買注文と売約定の差）。
上海総合指数は前場から後場の中盤にかけ、前日終値を挟み一進一退。終盤で本日の安値を付けた後、小幅安で取引を終了した。上海市場は上昇銘柄の方がわずかに多かったが、大型株が重荷となり、上海総合指数は反落した。上海市場の大型株で構成される上証50指数は0.44％安で、下落率は上海総合指数よりも大きかった。深セン市場は下落銘柄の方がやや多かったものの、大型株に支えられ、深セン総合指数は0.06％高。中小型株では中小企業板指数が0.006％高だった一方、創業板指数は0.02％安だった。
上海A株市場の主力セクターでは、時価総額の大きな銀行株が総じて軟調。四大国有銀行はまちまちで、中国建設銀行'A'（601939.SS）が0.57％高、中国銀行'A'（601988.SS）が0.28％高だった一方、中国農業銀行'A'（601288.SS）が0.54％安、中国工商銀行'A'（601398.SS）が0.36％安だった。二大石油株もまちまちで、中国石油化工'A'（600028.SS）が0.43％高、中国石油天然気'A'（601857.SS）が1.08％安。保険株は軒並み売られ、太平洋保険'A'（601601.SS）が2.92％安、新華人寿保険'A'（601336.SS）が1.13％安、中国人寿保険'A'（601628.SS）が1.06％安、平安保険'A'（601318.SS）が0.89％安だった。
上海B株市場は下落銘柄がやや多かったものの、上海地場系の大型株などに支えられ、上海B株指数は小幅高。深センB株市場は全体の7割近くの銘柄が下落した。（中国部・千原）
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