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天美（控股）、マンダトリー・オファーがスタート
2018.08.21 11:30
天美（控股）（01298.HK）は21日、新たな筆頭株主となった国有企業の雲南省能源投資集団有限公司（雲南省能源投資）による未保有株へのマンダトリー・オファー（義務的公開買付）がスタートしたと発表した。応募締切日は2018年9月11日を予定し、延長される可能性もある。公開買付はすでに発効している。
マンダトリー・オファーの提示価格は3.267HKドルで、2018年8月17日の終値3.23HKドルを1.15％上回る水準。雲南省能源投資は天美（控股）の既存事業の継続と上場維持を約束している。
なお、筆頭株主の交代や企業再編・分割、現物配当などを含む大規模再編は概ね完了。主力の「天美」を含む分析装置の製造販売や、海外製造の分析装置の卸売・アフターサービスなどの事業資産は100％子会社の「Techcomp Instrument Ltd」（天美インストルメント）に分離・集約され、天美（控股）の株主に対し、保有株1株あたり天美インストルメントの株式1株の比率で現物配当された。現物配当された天美インストルメントの株式（非上場）を1株あたり0.84HKドルで買い取るボランタリー・オファー（公開買付）も実施される見通しで、予定スケジュールはあらためて開示されるという。
（同件につきましては、2018年8月15日付「企業再編・分割・現物配当・筆頭株主交代などが完了」、2018年8月2日付「大規模再編が遅延」、2018年6月29日付「大規模再編の予定スケジュール」、2018年4月25日付「大規模な再編を計画」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2018/08/21)
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