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【8月8日の香港市場】

2018.08.08 17:50

 主要指数はそろって3日続伸。ハンセン指数は前日比0.39%高の2万8359.14ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は0.32%高の1万901.18ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ約5%増加し、概算で930億9900万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が本日も売り越しとなり、売越額は4億7700万元。深セン経由は1億8900万元の売り越しに転じた(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場は好決算の銘柄などが買われ、ダウ平均が3日続伸。ナスダック総合株価指数は6日続伸した。良好な外部環境を背景に、香港の主要指数は高く寄り付いた。中国本土市場が軟調だったことが逆風となり、香港の主要指数も前場や後場の中盤で下げに転じる場面もあったが、総じて堅調だった。中国本土マネーは米中通商摩擦への懸念からリスク許容度が低下。「港股通」の売買代金がメインボード全体に占める比率は約9%にとどまった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、前場終了後に55.62%増益の18年6月中間決算を発表した銀河娯楽(00027.HK)が上昇率1位の4.45%高。1株あたり0.5HKドルの特別配当を提案したこともあり、後場で一段高となった。同業のサンズチャイナ(01928.HK)も買われ、1.30%高だった。

 ナスダック総合株価指数の上昇を背景に、時価総額の大きなテンセント(00700.HK)が上昇率3位の1.96%高となり、ハンセン指数の上昇に寄与。香港系銀行株が本日も買われ、恒生銀行(00011.HK)が上昇率4位の1.88%高。本土系石油株の上昇も目立ち、中国石油天然気(00857.HK)が上昇率2位の3.23%高、中国海洋石油(00883.HK)が1.55%高だった。

 香港交易所(00388.HK)は前場終了後に44.32%増益の18年6月中間決算を発表。半期の純利益としては過去最高を更新し、増配となったこともあり、後場で上げ幅を広げ、0.97%高で引けた。一方、昨日は堅調だった本土系不動産株が反落。中国海外発展(00688.HK)が下落率2位の2.73%安、華潤置地(01109.HK)が同4位の2.13%安、碧桂園控股(02007.HK)が同5位の1.55%安。香港鉄路(00066.HK)は手抜き工事問題で重役が辞任したことを受け、下落率3位の2.57%安だった。(中国部・千原)
 
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