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サンズチャイナ、18年4-6月期決算は30%増益(筆頭株主発表)

2018.07.26 09:42

 サンズチャイナ(01928.HK)は26日、ニューヨーク証券取引所に上場する筆頭株主のラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands Corp.)が決算報告書(米国会計基準)を発表し、マカオ事業の2018年4-6月期業績を明らかにした。なお、サンズチャイナの財務諸表は国際会計基準に基づいており、ラスベガス・サンズの開示情報と直接比較することはできない。

 サンズチャイナの純営業収益は前年同期比18%増の21億1000万米ドル、純利益は30%増の4億2700万米ドルに達した。

 事業別業績をみると、大型総合カジノリゾート「ベネチアン・マカオ・リゾートホテル」(澳門威尼斯人)の純営業収益は23.1%増の8億3000万米ドル。EBITDAは29.3%増の3億3100万米ドルに上り、EBITDAの利益率は前年同期を1.9ポイント上回った。

 大型総合カジノリゾート「サンズ・コタイ・セントラル」(金沙城中心)は回復が続き、純営業収益が15.9%増の5億900万米ドル、EBITDAが31.3%増の1億7600万米ドルに達した。

 さらに総合リゾート「ザ・プラザ・マカオ」(澳門百利宮)も好調で、純営業収益は37.8%増の1億8600万米ドル、EBITDAは20.0%増の7200万米ドルだった。

 2016年9月に開業した複合型ホテル「ザ・パリジャン・マカオ」(澳門巴黎人)は堅調で、純営業収益は5.1%増の3億7100万米ドル、EBITDAは7.5%増の1億1400万米ドルだった。

 加えてマカオ初のラスベガス式カジノ「サンズ・マカオ」(澳門金沙)が回復に転じ、純営業収益は15.4%増の1億8000万米ドル、EBITDAは33.3%増の5200万米ドルまで持ち直した。
 
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【出所】香港証取サイト上の公告(2018/07/26)

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