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首長四方、資産買収と株主割当増資を計画
2018.06.14 10:55
首長四方(00730.HK)は13日、金融事業の強化に向けた資産買収とエクイティファイナンスの計画を発表した。ファクタリング事業会社「京西商業保理有限公司」の出資持分43.62%を取得するほか、サプライチェーンファイナンスを手がける首華京西協同創新(北京)科技発展有限公司の出資持分85.7143%の買収と北京京西供応鏈管理有限公司への2億元の追加出資を実施する。買収・追加出資の総額は2億7676万2645元に上り、すべて現金で支払う。
この分の資金を調達するため、首長四方は既存株2株につき新株3株を割り当てる株主割当増資(ライツ・イシュー)を実施する。日本人を含む海外株主は規制があるため増資に応じることはできない。1株あたりの割当価格は0.187HKドル。これにより、少なくとも約2億3890万HKドル(諸費用を含む)を調達する見込み。
割当価格の0.187HKドルは2018年6月13日の終値0.191HKドルを2.09%下回る水準。予定スケジュールによると、株主割当増資の権利落ち日は2018年7月19日となる。
今回の買収と増資を通じ、首長四方は主力の金融事業のサービス多様化や収益力の強化などを目指すと説明している。
【出所】香港証取サイト上の公告(2018/06/13)
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