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中興通訊、BISとの和解合意を受け取引再開へ

2018.06.13 09:47

 中興通訊(00763.HK)は12日、米国商務省産業安全保障局(BIS)からの制裁措置の解除に向け、新たな和解内容を交わしたと発表した。2017年3月に交わした合意内容に代わるもので、すでにBISにより承認・発効している。新たな和解内容によると、中興通訊は合計14億米ドルの罰金を支払う。うち10億米ドルは60日以内に支払い、残り4億米ドルはBIS指定の銀行口座に供託金として納めるという。BISは制裁措置の全面解除と、「輸出禁止リスト」からの除外を実施する見込み。解除手続きの完了後、BISはあらためて情報開示を行うという。

 また、新たな和解内容には、中興通訊は今後10年にわたり米国当局が定める輸出規則を厳守することや、30日以内の全董事(取締役)の入れ替え、高級幹部や輸出業務に携わった管理職などの解雇・再雇用禁止、外部専門家による立ち入り調査なども盛り込まれている。
 
 BISによる制裁措置を受け、同社A・H株は2018年4月17日から取引を停止していたが、新たな和解合意を経て6月13日に取引を再開する予定。

(同件につきましては、2018年5月10日付「制裁措置の影響で主要業務活動が困難な状況に」、2018年5月1日付「18年1-3月期決算で注意喚起」、2018年4月19日付「米当局の制裁措置を受け決算発表が延期に」、2017年3月8日付「米当局への罰金支払いで16年は赤字転落」をご参照ください)
 
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【出所】香港証取サイト上の公告(2018/06/12)

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