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サンズチャイナ、18年1-3月期決算は59%増益(筆頭株主発表)
2018.04.26 11:40
サンズチャイナ(01928.HK)は25日、ニューヨーク証券取引所に上場する筆頭株主のラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands Corp.)が決算報告書(米国会計基準)を発表し、マカオ事業の2018年1-3月期業績を明らかにした。なお、サンズチャイナの財務諸表は国際会計基準に基づいており、ラスベガス・サンズの開示情報と直接比較することはできない。
サンズチャイナの純営業収益は前年同期比17%増の21億6000万米ドル、純利益は59%増の5億5700万米ドルに達した。
事業別業績をみると、大型総合カジノリゾート「ベネチアン・マカオ・リゾートホテル」(澳門威尼斯人)の純営業収益は19.6%増の8億6800万米ドル。EBITDAは20.4%増の3億4800万米ドルに上り、EBITDAの利益率は前年同期を0.3ポイント上回った。
大型総合カジノリゾート「サンズ・コタイ・セントラル」(金沙城中心)は回復が続き、純営業収益が19.6%増の5億4900万米ドル、EBITDAが40.6%増の2億100万米ドルに達した。
さらに総合リゾート「ザ・プラザ・マカオ」(澳門百利宮)も好調で、純営業収益は38.4%増の1億9100万米ドル、EBITDAは43.1%増の7300万米ドルだった。
2016年9月に開業した複合型ホテル「ザ・パリジャン・マカオ」(澳門巴黎人)は回復し、純営業収益は15.8増の3億5900万米ドル、EBITDAは41.5増の1億1600万米ドルに達した。
一方でマカオ初のラスベガス式カジノ「サンズ・マカオ」(澳門金沙)は引き続き振るわず、純営業収益は13.5%減の1億5400万米ドル、EBITDAは13.0%減の4700万米ドルと低迷した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2018/04/25)
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