中国株ニュース 詳細
【4月3日の香港市場】
2018.04.03 17:51
イースター（復活祭）連休明けの香港市場は、主要指数がいずれも上昇。ハンセン指数は続伸し、前営業日比0.28％高の3万180.10ポイント。中国企業指数（旧H株指数）は3日ぶりに反発し、1.15％高の1万2136.67ポイントだった。メインボードの売買代金は連休前日に比べ約15％減少し、概算で1165億5600万HKドル。「港股通」（本土からの香港株投資）はイースター連休と清明節連休にともない、3月30日から停止しており、4月9日に再開する予定。
ニューヨーク市場はダウ平均が大幅反落。中国が米国産食品などに報復関税を課し、機械株などが売られたほか、トランプ大統領がアマゾンを厳しく批判し、ハイテク株も軒並み下落した。こうした外部環境を背景に、連休明けの香港市場はハンセン指数が3万ポイントの大台割れで寄り付いた。後場の中盤まで大台を下回る水準で推移したが、中国本土系の銘柄を中心に買いが入り、そこから上げに転じると、小幅高で引けた。中国企業指数は前場の中盤から前日終値を挟んで一進一退だったが、後場の中盤から上げ幅を広げ、本日の高値付近で引けた。「港股通」が停止中ということもあり、商いはやや低調だった。
ハンセン指数の構成銘柄では、内需株の一角が堅調。恒安国際（01044.HK）が上昇率1位の8.25％高だったほか、蒙牛乳業（02319.HK）が同3位の3.71％高だった。中国石油化工（00386.HK）は上昇率4位の3.62％高。キャッシュフローに注目したアナリストが投資判断と目標株価を引き上げ、これを好感した。
マカオのカジノ株も堅調で、銀河娯楽（00027.HK）が1.96％高、サンズチャイナ（01928.HK）が0.71％高。3月のマカオのカジノ収益が大方の予想を上回り、これが材料視された。（中国部・千原）
- 外国株式のリスク
- 外国株式等は、株価（価格）の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失（為替差損）が生じるおそれがあります。上場投資信託（ETF）は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券（REIT）は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
- 外国株式取引の手数料について
-
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
- 中国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
- 米国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
-
ニュース
-
決算・上場スケジュール
-
STOCKVOICEオンデマンド放送
-
便利なツール・サービス
-
ゼロから始める中国株入門
