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中国外運、中外運空運の100％子会社化とA株上場を計画
2018.03.01 11:30
中国外運（00598.HK）は2月28日、子会社の中外運空運（600270.SS）との大規模な再編計画の概要を明らかにした。中国外運は1株あたり5.32元で13億7119万1329株（再編後の発行済み株数の18.48％）のA株を新規発行し、株式交換を通じて未保有の中外運空運の株式すべてを取得する。株式交換を経て中外運空運を100％子会社化することで、中国外運はグループ内の経営効率化とシナジー効果の追及を目指すほか、A株上場により資金調達力の強化を図ると説明。中外運空運の株主が取得する中国外運のA株は上海証券取引所に上場する見通しという。
交換比率は中外運空運の既存株1株につき中国外運のA株3.8778株株。A株の発行価格で換算した対価の価値は20.63元に相当し、中外運空運の2017年12月29日の終値17.28元を19.39％上回る。また、株式併合に反対する中外運空運の株主は1株あたり17.28元で保有株を現金化できる（注：弊社お客様は現金買取の権利を行使できない見通しです）。
同計画の発効には両社の株主総会や関連当局による承認などが必要となり、必ずしも実施されるとは限らないと強調。予定スケジュールはあらためて開示するという。
なお、中外運空運の株式は2018年1月2日から売買を停止している。
（同件につきましては、2018年2月2日付「子会社の中外運空運との再編を検討」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2018/02/28)
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